先日、息子と娘が通うロンドンの現地校で、学期(ターム)に一度の「ペアレンツ・ミーティング」がありました。これは、学期ごとに担任の先生と親が面談し、子どもの学校生活について話し合う大切な機会です。
イギリスの学校評価の仕組み
新学年が始まると、まず個々の生徒の課題が設定されます。ペアレンツ・ミーティングでは、その課題に対する進捗状況や、主要3科目(英語のリーディング・ライティング、算数)の理解度について、先生から具体的なフィードバックをもらいます。そして、その評価に基づいて、今後の学習方針や家庭でのサポートについて話し合います。Year 4にもなると、学期ごとにテストが実施され、その結果は「Deeply Understanding(深い理解)」「Expected(期待通り)」「Working on it(取り組み中)」といった段階で評価されます。この評価が、子どもの現在地を把握する重要な指標となります。
息子の成長と学校のユニークな取り組み
算数に比べて英語(特にライティング)が課題だった息子。リーディングは前回の「Expected」から「Deeply Understanding」へと評価が上がり、大きな成長を見せてくれました。一方で、ライティングは今回も「Working on it」。引き続き、集中して取り組む必要がありそうです。そんな息子について、先生との会話で非常に興味深い提案がありました。
課題へのユニークなアプローチ
息子は長時間集中するのが苦手で、どうしても注意が散漫になりがちです。そこで学校が提案してくれたのが、「授業中に3〜4分、校庭を走ってから教室に戻る」というアプローチ。エネルギーを発散させることで、再び授業に集中できる効果があるそうで、すでに何人かの子どもたちが実践しているとのこと。もちろん、我が家もぜひ試してほしいとお願いしました。 ただし、一つだけお願いしたことがあります。それは、この取り組みが子どもにとって「罰」のように感じられないように、ポジティブな声かけをしてもらうこと。気持ちを切り替えるための前向きな時間として捉えてもらうことが、子どもの自尊心を傷つけないために何より大切だと感じています。
個性を尊重する座席配置
もう一つ面白かったのが、座席の決め方です。私が日本の小学校に通っていた頃(だーいぶ、昔です。。)は、くじ引きで席を決めていたこともありますが、息子の学校では、先生が子どもの特性に合わせて座席を決めます。「先生の注意を引きたいタイプ」で、なおかつ集中力が切れやすい息子のために、先生は一番前の席を用意してくれていました。すぐに先生に質問でき、注意も届きやすいこの席は、息子にとってまさにベストポジション。彼の性格をよく理解してくれているなぁと、よくみてくれていることに感謝しました。
娘の頼もしい成長
一方、レセプション(小学校準備クラス)に入って半年が経つ娘。最初は不安からか、お兄ちゃんの後ろをおっていましたが、今ではすっかりリーダー的な存在に。英語はすでにYear 1のレベルに達し、数字にも強い関心を示していると、先生からポジティブなな言葉をいただきました。「あえて言うなら、家で何かサポートできることはありますか」と尋ねたところ、「今やっていることを、このまま続けてあげてください」とのこと。今のペースが彼女に合っているようで、とても安心しました。子どもたちの成長は、嬉しい驚きと新たな課題の発見の連続です。これからも、一人ひとりのペースを大切にしながら、日本語、英語、算数の学習をサポートしていきたいと思います。


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