【第4回】衝撃!イギリスの小学校には「教科書」が存在しない!?

教育

日本の小学校といえば、入学式の日に国語や算数の分厚い教科書をどっさりもらい、毎日ランドセルに詰めて通うのが当たり前ですよね。

しかし、イギリスの現地校に通い始めると、いつまで経っても教科書が配られません。「あれ?うちの子だけもらい忘れてる?」と不安になる親御さんも多いのですが……私も息子が入学してから長らく、教科書が配られるのを待っていました。

実は、イギリスの小学校には、日本のような「生徒全員が自分専用に持つ教科書」が存在しないのです!

 じゃあ、どうやって授業をしているの?

「教科書がないなんて、先生が適当に教えているの?」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。イギリスには、政府が厳密に定めた「National Curriculum(ナショナル・カリキュラム/国の学習指導要領)」がしっかりと存在します。

どの学年で、どの科目の、どんな内容を習得させるべきかは、細かくリスト化されています。(※このブログでこの政府のカリキュラムの一部である、「必須スペリングリスト」もご紹介したいと思いますので、乞うご期待!)

この国の絶対的なゴールに向かって、学校は以下のようなスタイルで授業を進めています。

1. 先生がオリジナルで授業を組み立てる 学ぶべき「内容(カリキュラム)」は国が決めていますが、「どの教材を使うか」は学校や先生の自由です。そのため、先生がテーマに合わせてプリント(Worksheet)を用意したり、電子ホワイトボードにスライドを映し出したりして授業を進めます。

2. 使う本は「学校の備品」で持ち帰りNG 算数や文法などでワークブックを使う学校もありますが、それらはすべて「学校の備品」。授業中に配られ、終わったら教室の棚に回収されます。家に持ち帰ることはありません。

3. ノートも学校に置きっぱなし 算数用、ライティング用などのノート(Exercise book)は学校から支給されますが、これも基本的には教室の自分の引き出しに置きっぱなしです。毎日持ち歩くことはありません。

・・・とは言っても、何を学校で学んでいるのか気になりますよね。息子娘の学校では、唯一そのノートを見れるのは、(今度またまとめたいと思っていますが、)Parents meetingの自分の順番が来るまでの待ち時間でした。

 だから「薄いブックバッグ」で十分なんです!

以前、この投稿でも紹介しましたが、教科書もノートも筆箱も持ち歩かないため、子供たちの荷物は驚くほど軽いです。 毎日あの薄っぺらい「Book bag(ブックバッグ)」に入っているのは、基本的に以下の2点だけ。

  • リーディング用の本(Reading book): お子様のレベルに合わせて先生が選んだ薄い絵本や児童書(Oxford Reading Treeなどが有名です)。
  • 読書記録ノート(Reading record): 家で本を読んだら、親が「今日はここまで読んだよ」とサインやコメントを書くための小さな手帳。

 親のミッション:学校からの発信情報を自分から取りに行く!

教科書がないため、「ランドセルが重すぎる問題」がないのは親として大助かりです。 ただ、一つだけ大きなデメリットがあります。それは、「今、子供が学校で何を習っているのか親が把握しづらい」ということ!日本のように「今日は教科書の〇ページをやったのね」と家で確認することができません。日本で育った私にとって、教科書のないロンドンの授業は、未知の世界でしかありませんでした。。。

そして、私もやっと数年して学んだのですが、そこで超重要になってくるのが、学校から配信されるニュースレター(学年だより)や、学校のホームページ(ポータルサイト)からの情報収集です。

イギリスの学校は、毎週金曜日などにメールや専用アプリで「今週のニュースレター」を配信します。そこには、「今週の算数では分数を学びました」「来週の理科は電気の実験をします」といった、政府のカリキュラムに沿った具体的な進み具合が記載されています。実際のところ、息子娘の学校では、学校のオンラインサイトに、1週間で学んだことや取り組んだことをアップしてくれていましたが、そんなことも知らない私は、情報を取りに行くすべを知らず、ほとんど何の情報もなかったわけです。。

📚まとめ

イギリスの学校では教科書がない分、親が自ら学校のサイトやニュースレターをこまめにチェックして情報をゲットすることが、お家で子供の学習をサポートするための最大の鍵になります。

一緒に、お子さんのサポート、頑張りましょう!

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